最終更新日付: 2012/03/02
授業科目名:統計学総論(各論) 担当者(ふりがな)山田  茂(やまだ しげる)
英文名:

授業のねらい・到達目標  経済関連の統計を中心に作成方法・結果の理解のしかた・基本的な分析方法などを解説する。構造統計が中心。
 1,2年次用科目の「経済統計学」を履修していないと理解が難しい場合がある。高校数学の「数学I」「数学A」「確率・統計」の教科書を復習しておくと、理解の助けになる。電卓またはPCをほぼ毎回使う。
 授業の前半は、教科書の内容から作成した問題の解説。授業の後半は、小テストまたは端末室で実習。 2007年度以前の統計学総論各論・同Bのシラバスも参照
教科書 山田茂編『インターネット対応 統計資料集 2012』産業統計研究社 中央図書館2階にあります 分類番号は351
(期末試験は教科書を参照して解答する形式)

参考書 近昭夫ほか『現代の社会と統計』産業統計研究社 2006年永濱利廣『経済指標はこう読む』平凡社新書 2006年
鈴木正俊『経済データの読み方 新版』岩波新書 2006年
みずほ総合研究所『22歳からの日本経済入門』毎日新聞社
評価  基本は、期末に実施する筆記試験による。筆記試験の点数が低い場合は、小テスト・端末での実習・提出物などの平常点を加味することがある。
具体的評価方法 平常点のカウント方法は、受講生の人数によって変更する。端末での実習の際には、パスワードを覚えている必要がある。希望者が多いときは、上の学年を優先する。  秋期試験(有)・小テスト・端末での実習・提出物
 小テストの希望者は、事前に申し込むこと。問題の形式は、計算・選択式および文章題。電卓が必要な場合がある。携帯電話以外持ち込み可。2,3回実施する。3年生は原則1回受けること。4年生は全部受けても良い。
 計算問題は、「エンゲル係数」「消費性向」「労働生産性」「経済成長率」などの算出。
テーマ 経済関連の統計を中心に作成方法・結果の理解のしかた・基本的な分析方法
関連リンク  統計学総論のページ

【授業計画】
回数 授業内容とそれに必要な準備
第1回 住宅関連統計
 住宅・土地統計調査 
  調査結果の精度 日常用語との相違 「居住世帯なしの住宅」の意味
 建築着工統計・住宅需要実態調査 景気変動との関連

国土交通省
第2回 消費関連統計(I)
 家計調査 作成方法と基本的な利用方法
      協力度の低下
      「こづかい」の意味

総務省統計局
第3回 消費関連統計(U)
 家計調査結果の分析
  「消費性向」の算出方法 
  エンゲル係数と相関係数

総務省統計局
第4回 消費関連統計(V)
 消費動向調査 意識面の測定・耐久消費財保有状況の推移
 社会生活基本調査 生活時間の配分 時間帯別睡眠率

内閣府
第5回 企業に関する統計
 企業・事業所統計調査 基本的な概念(「事業所」・「名寄せ」など)
 法人企業統計調査 企業の経営状態に関する指標

財務省
第6回 工業統計調査
 作成方法と基本的な分析 
  裾切り 付加価値・労働生産性・結果表の「x」

経済産業省
第7回 商業統計 基本的な指標
貿易統計 作成方法と基本的な概念(FOB・CIF)・日米間の貿易統計の不突合
     貿易取り引き通貨の構成

財務省
第8回 国際収支統計
 各項目の内容
 ・経常収支 貿易収支・サービス収支・所得収支・経常移転収支
 ・資本収支

財務省
第9回 国民経済計算(I)
 国民経済計算の考え方 
 各勘定の内容
 基本的な概念(「フロー」と「ストック」、「国内」と「国民」、
   「名目」と「実質」、「粗」と「純」、「最終」と「中間」)

内閣府
第10回 国民経済計算(U)
 経済成長率の算出法
 国民貸借対照表

内閣府
第11回 国民経済計算(III)
 産業連関表とその利用法

総務省統計局
第12回 金融統計
 通貨の種類
 マネーサプライと景気の関連

日本銀行
第13回 意識調査結果の読み方

内閣府
第14回 秋期の数理的処理に関わる部分についての復習
第15回 秋期試験
 教科書・講義での配布物を参照して解答する問題
 電卓の利用が必要な問題を含む